スポーツ紙や専門紙を見ていて競艇独自の用語で書かれていて初心者にはわからないことが多々ある。競艇人口は?千万人とかいろいろ言われるが、では、この用語はどういう意味か調べようと書店に行っても、競艇入門の本が売っているコーナーもわからないし、実際には手に入れようとしても難しいのが現状である。 そこで、初心者でも競艇の用語がわかるように用語集を取りまとめることにしてみた。ぜひ参考にしてほしい。 |
あ行 | か行 | さ行 | た行 |
な行 | は行 | ま行 | やら行 |
区分 | 用 語 | 意 味 | 参考 |
あ | |||
アームプロテクター | どの競艇場もレースは、すべて左回りのコース。怪我が発生するのも左手側が多い。そこで選手の左腕を守るために、アームプロテクターが採用されている。素材に合成皮革、ケブラー(R)繊維、ウレタン、FRPを使い、左の手の甲から肘までをしっかりガードしている。 | ||
アウトかまし | 通常5、6コースから全速力で一気に仕掛けることを言う。昔は”アウトかまし”とよく耳にしたが、最近のレースではイン逃げが強く、アウトから一気で勝つケースはまれで、あまり耳にしなくなってきている。 | ||
アゲンスト | 向かい風。「アゲンストの風が吹いているので、起こしを早く・・・・・」などと使う。この逆はフォロー(追い風)になる。 向かい風の場合は、ボートの進行方向から風が来るのであるから当然仕掛けを早くしなければならない。普段どおりのペースで行くとスタートで立ち遅れということになる。 |
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足(アシ) | エンジンの性能のこと。厳密に言えばプロペラの調整も入る。 「足」の種類としては、「行き足」、「出足」、「伸び」、「回り足」とある。 |
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足合わせ | 選手は自分の使っているエンジンが出ているかどうかを知るため、他の選手と一緒に走って比較を行う。これを足合わせと呼んでいる。試運転(通常レースとレースの合間に行われている。)での足合わせの優劣の見きわめは、舟券推理の大事な要素の一つ。ただし、選手はエンジンやプロペラを調整したびたび試運転を行っているので、一度の足合わせだけで出ていないとか判断するのは危険。 |
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アジャスト | スロットルレバーを緩めること。(一般的には「スロットルレバーを放る」という。)スタート時、自分の艇が早く進入しすぎたため「レバーを放った」とか「アジャストした」とかいう。 アジャストをするということは、スピードがダウンするわけであるから、スタートラインで同じようなタイミングであっても他の艇がアジャストしていなければ、アジャストした艇はスタート後スピードが乗らず遅れることになる。 |
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あたま | 1等あるいは1着のこと。 | ||
あっせん辞退 | 選手が競艇場に配分することを”あっせん”と呼んでいる。あっせんは、レース場、選手からの依頼に基づき連合会のあっせん課が各レース場のバランスなどを考慮し行われている。 あっせん辞退とは、選手会が取り決めたもので、選手がレースにおいてフライング、出遅れをした場合あっせんを選手から辞退するというペナルティのことを言う。あっせん辞退をした選手は、選手会に罰金を納付し、愛知県碧南にある選手会の訓練所で試験を受けて合格しなければレースに出れない仕組みになっている。(自主規制) |
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穴場 | 投票場のこと。すなわち、舟券を発売している窓口のこと。昔の売り場は、申し訳ないほどのお客様と投票場従業員の間に丸い穴があけられていた。これから来た言葉と思われる。 | ||
安定板 | 荒れた水面の時、ボートが安定して走れるようエンジンのギヤケースあたりにに付けるプレート。「伸びが殺され、まくり艇に不利。」、「インの有利が大きくなる」の選手評。
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写真 | |
い | |||
一回調整 | 各競艇場には競艇場独自の内規があり、その内規に違反した場合など課せられるペナルティ。エンジン不調で選手がみずから調整を申し出る場合もある。ともに賞典レースの進出権を失う。 | ||
イン変わり | スタートで遅れた選手が1マーク手前でボートを右に振り、艇団の最ウチを差してバックで生き残りを狙う緊急避難のハンドル。 | ||
ウォーターハンマー | レース中に転覆するとエンジンは「水のハンマー」と表現される強い衝撃を受ける。時にはクランクシャフトの変形すら起こるほど。 転覆後のエンジンこの影響を受けている可能性があるので、慎重な試運転が要求される。 |
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え | |||
エースペラ | プロペラは選手個人の持ち物で、複数所持している。実戦で使っている何枚かのプロペラのうち、最も理想的に仕上がっているプロペラのこと。事故で「エースペラを壊した」という選手コメントは深刻。 | ||
エンジン病 | 競艇で使用しているモーターは別名「エンジン」と呼んでいる。各選手は競走場所有のエンジンを抽選で与えられるが、この与えられたエンジンが不調で、いろいろ調整しても改善が図られない場合、闘志を失った選手は「体調不良」を理由にして途中帰郷する事がある。これをエンジン病と呼んでいる。 | ||
エンスト | エンジンがストップするすなわちレース中にエンジン停止することをいう。エンジンが水をもらって(水をかぶって)プラグが発火しないなど、様々なケースがある。 | ||
お | |||
オイル | 競艇用のエンジンは2サイクル(最近、公害問題で4サイクルのエンジンも開発中)で、燃料には潤滑油が混合されている。この潤滑油をオイルと呼ぶ。各競艇場で使用されるオイルの種類と混合比は違っている。(差ほど大きな変化はない) | ||
オーバーターン | コーナーを旋回するときハンドル操作或いはスロットルの操作を誤って旋回半径が大きくなること。 | ||
大時計(おおどけい) | レース場のスタートライン辺りにある真っ黒い大きな物体が大時計。スタート2分前に時計の上部にあるランプ2個が点灯する。スタートの1分前から1分針(白色)が回り出す。ラスト12秒前になると12秒針(黄色の針、1目盛りが1秒)が回り出すと選手もスタンドのファンも緊張の度を増していく。 | 参考 | |
起こす=起こし | スローの状態(デッドスロー)からセカンドのアシへ。目標に向かって選手がスタート体勢に入る。この仕掛けの段階を指す。ボートはスローの状態ではプレーン状態(水面に対し平衡の状態)だが、スピードを増していくと一時期ボートは水の抵抗を受けボートが立ち上がるようになる。これが過ぎると水の抵抗よりボートの力が勝つ状態になるのでプレーン状態に戻ることになる。 | ||
オラレ | ORALE(オラレ)=舟券が買える街のコミュニティスペース。ORALE(オラレ)とは、メキシコで使われているスペイン語で、意味は、「よし、いこう!」。2006年8月8日、佐賀県呼子に「オラレ呼子」がオープンした。 【2つの役割】 1.地元地域の活性化と福祉の充実のために、競艇の舟券売り場として収益を上げて資金を提供すること。 2.現在使われていない店舗・施設をORALEとして活用することで、地域のコミュニティスペースとして再生し、新しい街づくりに寄与すること。 【計画】 ・規模や活用方法は、地域の方々が決定。 【設置】 ・自治体には設置費用の負担は一切かかりません。 ORALE(オラレ)設置にあたっては、自治体や地域の方々に経済的な負担は一切かかりません。設置場所が決まれば、競艇情報化センターが必要な機材の設置や内装工事等、すべてを行います。 【運営】 ・ORALE(オラレ)の経営は、地元自治体の首長が直営で行う。設置後3年間は推進事務局が運営を支援。住民の憩いのスペースに、防災や治安の拠点に、福祉の情報センターにと、自由に活用してもらう。 |
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オレンジブイ | 小回り防止ブイとも呼ばれる。第2ターンマークから20mの位置にある小回り防止用のブイ。ピットを出てからコース取りをするときは、このブイを時計と反対方向にまわってからでなければいけない。 |
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温水パイプ | 冬場、航走中にスロットルバルブが凍りつき速度の調整がうまくいかなくなるケースがあるので、エンジンを冷やした水(冷却水)をキャブレターのほうに回し、凍結を防止するというもの。混合気を暖めている結果になり、エンジンパワーにも影響を及ぼす。 | 写真 |
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